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TAPPがいいのかTEPがいいのか

腹腔鏡下鼠径ヘルニアヘルニア修復術にはTAPPかTEPかどちらがいいかという質問を頂戴することがあります。

結論を先に申しますと、それほど重大な問題ではないと思います。安全に行われるならば、合併症の発生率や再発のリスク、手術時間など大差がないということになります。

では,なぜ東京外科クリニックはTAPPを第一選択としているのかということですが、これは少しでも快適性やキズの大きさを考慮した結果です。TEPの場合、一般的には臍に12ミリのアクセスポートを必要とします。これに対してTAPPは当院のテクノロジーによれば5ミリで可能。キズを小さく、より痛みを少なくという理想に近づくものと考えています。
もちろんTEPにはTEPの利点もありますし、12ミリであっても切開よりははるかに小さいので合格点はとれていると言ってよいのですが、患者様のためにはどこまでも欲張ろうというのが当院の理念です。
なお、TAPPは腹腔内に入り腹膜を切開し縫合する必要があるから、そこにリスクがあるという説もあります。しかし、これは考えようによってはというところでしょう。TEPでも腹膜損傷し操作が後手に回ることもありますし、そもそも「腹腔内を観察しない」ということもまたリスクです。
学会ではTAPP vs TEPという論争も目にしますが、外科医は自分自身の手技に惚れこんでしまうという性があるためでしょうか(笑) しかし、医師が注意義務を守って行う限りは、術式としての完成度の違いはとるにたらないということになります。

我々、東京外科クリニックのヘルニアチームは外科医がいい手術ができたかではなく、患者様がいい手術を受けられたかという視点で医療を見つめていきたいと思います。
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